元同僚の葬儀

 短期間であったが机を並べて仕事をした堀内裕美さんの葬儀に行って来た。夜勤なので焼香をして引き上げた。
 10月17日か18日、36歳。今の時代には早すぎるお別れだ。
 歴史を振り返ればもっと辛い時代はたくさんあったと思うけれども、右肩上がり、バブル経済も経験した僕にすれば、堀内さんはけっこう編集者としては辛い時代に仕事に関わったと思う。いろいろと、やりあうことも多かった。最後に飲んだ時もかなり「どうしてわかんないんですか」って怒られた。熱いところもあって、雑誌を作るのが好きだったように思う。向いているところもあった思う。僕的には30代が一番仕事に頑張れる時だと思っている。その最中に発病したことが残念だ。きっと思っていたことをやりきれなかったんだろうと思う。
 永山さん、斉藤ちゃんにつぐ仕事仲間の早いお別れ。
 病気が死因だった堀内さんには、もっとお見舞いに行くべきだったんじゃないだろうか。逆の立場だったら、きっとどんな人でも見舞いに来てくれるのはうれしいんじゃないかと思う。本当のところは、その立場にならなきゃ分からないけど。