窓際に置いた屋内水槽は、すりガラス越しとはいえ、日照時間が長くなり、ガラス面の苔が目立ってきた。ガラスと接する部分に厚紙で仕切りをつくったり、照明を当てる時間を5時間程度に制限したりと工夫してきたが、苔は一向におさまる気配がない。見た目が良くないので、ガラス面の苔は歯ブラシで定期的に取り除いたりしている。
一方、屋外水槽は、秋の気配が深まってきたので、ベランダでも日当たりの良い位置に移動したら、あっという間にアオミドロに覆われて、水槽側面はもちろん、水草もアオミドロに包まれ、フロッグピットは、寒さと相待って葉の色がどんどん悪くなっている。1日1回の餌やりなので、夏と同じ量を与え続けたのも、水槽の富栄養化を招き、アオミドロ化に拍車をかけたのかもしれない。
屋外水槽のアオミドロ化は、これで2度目。前回は4月下旬、どんどんと暖かくなる時期だったので、水槽を作り直した。今回はもう水も冷たいし、パールグラスも育ってきていたので、水の入れ替え、側面のアオミドロを取り除き、元の日陰の時間が内外位置に移動した。申し訳ないけれども、餌を数日与えずに様子を見た。アオミドロ化は進行しないものの水草や水槽底のアオミドロが綺麗になるわけではない。
そこで、貝類の導入を決意。前々から、ヒメタニシがいいなと思っていたけれど、近所には売ってない。「大分メダカ日和」の通販で購入した。10匹(600円)、送料含め1800円だった。注文から3日後の10月19日にゆうパックで到着。発泡スチロールの容器に保冷剤入りの丁寧な梱包。開けてみると、10匹の注文だったのに、22匹が入っていた。しかも死骸は0、全員元気だった。
さっそく、屋外水槽に10匹、屋内水槽に7匹を放ち、残り5匹は職場の水槽に持っていった。屋外水槽の奴らは、冷たいのか、すぐに底床の赤玉土の中に潜り込む。潜り込まなくてもぴくりとも動かないのがほとんど。心配になって、目立つ場所に置くと、いつのまにか移動している。


さて、どのくらいヒメタニシが活躍してくれるかが楽しみだ。