はぁ〜、だった2023年

 ようやく気持ちに少しだけ余裕を持てるようになってきた。今更だけど、昨年を振り返ってみる。

仕事に追われた2023年

長野県立美術館にて「とびたつとき―池田満寿夫とデモクラートの作家」展を観る

 失われた2023年であり、飛躍の2023年でもあるけれど、どちらかというとマイナスに触れた一年だった。もちろんコロナによる影響も大きかったが、なにより大きかったのは、この年になって仕事が忙しくなってしまったことだ。
 介護の仕事を始めて、10年ちょっと、残業も少なく、4、5日に1日は休みになる。ノルマも締切もないのんびりとした仕事、高収入を求める必要がなければおすすめの仕事だと思っている。
 人の生死にも直面するが、80歳を超えれば、ましてや90代ともなれば悲壮感は少ない。仕事仲間との軋轢が叫ばれることもあるが、それはどこの職場でも同じ。今はまだ女性の多い職場で、女性同志の人間関係は難しいケースは多いが、男性は比較的ストレスは少ないように思う。例外はどこにでもあるけどね。
 ところが、グループホームという施設の管理者になった瞬間、生活はほぼ一変してしまった。介護職員であって、管理者であって、顧客対応の窓口でもある。以前とは比べもにならない多くのことに関わってくる。初めて経験することも多く、その仕事に対応するスキルが十分になく、ほんとうに苦労した1年だった。だから、今年はマイナスのスパイラルをプラスのスパイラルに変えられるようにしたいと思っている。

どうしたパルセイロな2023年

 期待に胸を膨らませた序盤戦だった。シュタルフ体制2年目で、信州ダービーの初戦に勝利し、ほんの一瞬だが首位にもたった。そう、それだけ期待が高まっただけに、軌道修正はなかなか行われなかった。監督更迭はすでに時期を失していた。各チームのレベルがどんどんと上がっていき混迷を極めたJ3リーグで自信を失ったチームに浮上のチャンスは訪れなかった。

パルセイロホームページよりリンク https://parceiro.co.jp/topteam/matches/detail/314

 しかし、地域に根ざしたサッカーチームとしての確固たる地位、またその意義は、シュタルフ氏の情熱によって確かなものとなり、その功績は今後忘れられてはいけないものだと思えた。この先、山雅のように、J2、J1といった上のカテゴリーを経験できるチームになれるような期待感を持つことができる1年だった。

カブ太郎に加えワン次郎が我が家に

 忙しさからか、あるいはいつ呼び出されるかわからない余裕のなさで、近場へもツーリングする機会が目に見えて減った。60代に突入し、私の意欲の低下もあいまっている。意欲がなくなったらか出かけなくなったのか、出かけなくなったから意欲が低下してのか。多分その両方が襲ってきた1年だったと思う。

2024年になってから。裾花渓谷で

 そんな中で、中古モデルだが、N-ONEを手に入れた。N-ONEのデビューした頃、テレビ(NHKだったような気がするが)でダンボール製実物大モデルを見て、すっごく気になっていたクルマだ。FIAT500(チンクェチェント)もすごく気になっていたが、手頃な価格のものがガリバーで見つかったので、N-ONEに決めた。なんだかんだあって、年末の納車となったが、5万キロ以上走っているモデルとしては、内外装ともに綺麗で、今後写真をとったり、ちょっと遠出をしたりしたいと思っている。意欲をアップさせてくれる相棒が増えた。

メダカたちも健在

 最初はいっぱい孵化させたメダカたちだが、コツを掴むといくらでも増えていく。だからもう増やさないと決めたので、今年は数匹孵化させたのみ。だけど室内飼育用にヒーターも買い足した。水槽内の濾過装置では美観が損なわれるので、水槽外につけるフィルターに変えたりと、試行錯誤は続けている。水草の育成にはまだまだ苦労しているが、メダカたちは健在だ。
 水槽内には、ヌマエビ、ヒメタニシ(水草の食害が酷く、屋外水槽に追いやった)と仲間も増えている。

屋内水槽(2024年5月4日)
屋外水槽(2024年5月4日)

 2024年は、反転攻勢をかける。幾多のいやーなことがあっても、ぐっと飲み込み超えていく。終盤の人生を楽しめるように意欲と気力を養う一年でありますように。