著者の学生時代を中心としたエッセイです。どの文庫本にも共通に(たぶん)使われている写真から、たぶんこんな人だろうなぁと考えていたよりも、はるかに関西人なんだと知りました。
もちろん関西人だけに、どれだけ誇張され、演出され、まったくわからないのですが、中学、高校時代はおもしろい。著者のくだけた系の本をあまり好きではないのだけれど、この本は楽しく読ませてもらいました。もっと克明に自叙伝を、いつか書いて欲しいものだと思います。
私の満足度:★★★
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫) 580円