半沢直樹を一気に見た。
かみさんが借りて来ていたので見始めたのだが、おもしろくて、昨日今日で全部見た。
リアルタイムで放送されていた時は、「倍返しだ」という流行語を生むなど、たぶん大映テレビ的作品かなぁっと勝手に想像し、見る気もしなかったが、これがなかなかリアルな感じで引き込まれた。
大映テレビ的と言えば、ナレーションが、元NHKの大御所アナウンサー山根基世だったことが、そんな雰囲気もなきにしもあらずかなぁと唯一思えたところだ。なんかあってない気がした。
さて、ドラマなのだからどっちでもいいことなのだけれど、物語の想定がリアルなのかどうかも気になった。
その点は、
http://blogos.com/article/70488/
のコラムが少しだけ解決してくれた。
で、このドラマ何が良かったんだろう。
痛快、敵討ちドラマで、勧善懲悪、正義が勝つところが小気味よかった。定番ストーリーで安心して見られたんだと思う。それでいて、随所に仲間の裏切りや、ハートウオーミングなこねたがちりばめられていて物語に小さな起伏があったのも良かった。
さらに、いいなぁこんな人っていう人物がいろいろ出ていてよかった。好きな人物ランキングをつけるなら、
1)花(上戸彩) こんな奥さんいいなぁ。
2)渡真利忍(及川光博) この役はおいしい。自分ならこの立場がいい。
3)内藤部長(吉田鋼太郎) 会社人としてはこうありたい。
4)角田(モロ諸岡) 出世しそうにないけどちゃんと人を見ていて気の利くところがいい。
5)藤沢未樹(壇蜜) いい
一方で、主人公半沢直樹には好感が持てない。やっぱあの態度はなぁ。