連休が明けた。天気もいいぞ。久々に長野市から脱出しよう……、と言っても上田までだが、ちょこっとツーリングに。
目的地は、生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)経由の別所温泉だ。
長野から上田までの移動ルートは、いくつかある。今回選択したのは県道77号。国道18号と千曲川を挟みほぼ平行して走る裏ルート。道幅は狭いが、国道ほどには混むことはない。さみしくもなく、適度にのんびりと走れる田舎の町並みを感じるルートなので、時々利用する道だ。
最初の目的地生島足島神社は、思ったよりもこぢんまりとした敷地だった。社は池に囲まれ、寄り添うように伸びる夫婦欅、歌舞伎舞台もある、個性的な神社ではあった。
私の満足度:★★★☆☆
そして、別所温泉へ。まずは、国宝を見ようと安楽寺へ。アルクマとのツーショットポスターを見て、印象に残っていた建物だ。駐車場もあり、静かな参道を進み、山門をくぐると素敵な鐘楼と本堂が現れる。国宝の八角三重塔はさらに本堂の奥。300円の拝観料を支払って、拝観した。高さはそれほどない。相輪の高さのバランスを見ると、寸詰まりな感じも受ける。しかしこまかな木組みを見ると美しい。しかも木造八角の塔は日本で唯一。貴重な建物なのだ。
私の満足度:★★★★★(ここでしか木造八角塔は見られませんからね)
別所温泉での本日の温泉は「あいそめの湯」。別所温泉の日帰り施設では最大のものだ。湯温は41〜2度に調整されており、適温。露天風呂もあるが、目隠しの柵があり、景色は開けない。立ち上がってその向こうをのぞいてみるが、その景色もいまいちだった。さらに、お湯は循環で、鮮度に掛けるのも残念。
私の満足度:★★☆☆☆
帰路は、行ってみよう行ってみようと思っていて、帰り道だから面倒になっていつもパスしてしまう「海野宿」に寄った。
予想したよりも、雰囲気のある素敵な宿場だった。まったく交通規制がないのが、なにより良くて、平日だったからかひっそりとして交通量も少ない。家並みの間に、水路が設けられているのも、情緒があった。建物もよく昔の雰囲気を残している。新緑を駆け抜けるのとはちょっと違うけど、バイクでゆっくりと通り過ぎるとなんとも言えず、いい気分になれた。
私の満足度:★★★★★
上田からは、県道35号、地蔵峠越えのルートを使った。交通量が少なく、かつ適度なワインディングでバイクなら楽しめる道。今シーズン、この道の走り初めだった。
本日のツーリング 9時発 14時着 走行116km