DTPソフトウエアと言えば、InDesignが独占状態ではないだろうか。その前は、QuarkXPressだったけど、どうしてこうも独占状態になってしまうのだろうか? だからどうしても価格は高い。ワープロソフトはかなり高い機能を備えるようになっていて、DTPソフトに匹敵することができるようになっているようなのだが、その使い勝手は極めて悪い。特にマイクロソフトのWordは常々最悪だと感じている。もっと機能はシンプルでいいのになぁといつも思ってしまう。
古いIllustratorを使っていたのだが、OSがバージョンアップすると新しいパソコンでは使えない。そこで、ググってみると、「Scribus」なるものが引っかかってきた。縦書きに対応していないというのが非常に残念なのだが、横書きだけの冊子なら、十分に使える。逆にシンプルな機能で、InDesignよりも使いやすい気がする。
オープンソースなので無料で使え、しかもマルチプラットフォームで、あらゆるOSに対応する。誠にうれしい限り。私はMacOS10.9で使ってみたが、すいすいと動作する。A44ページのパンフレットを作ってみたけれど、十分に使える。PDF出力に対応しているので、印刷にもWEBにも十分に使える。まだまだ、すべての機能を理解していないので、使い込んでいけばもっと好きになれそうだ。
そのうちきっと縦書きにも対応してくれることを信じて待ちたいと思う。
ところで、「Scribus」ってどう読むんだろう? スクライブス? スクリブス?
Scribus公式ホームページ http://www.scribus.net/canvas/Scribus