前にも紹介した、生まれ故郷を舞台にした映画「うん、何?」を観てきました。
いい意味で「もう一押し」というのが正直な感想です。
あーあそこね、という場所が何ヶ所も出ていたのと、何といっても私が学んでいた教室がそのまま登場していたのが、個人的にはうれしかったんです。そんな場所がいくつか出てくるところが、これまでとは違った目で映画を観せてくれたように思います。
それで、映画をひいき目に観ていたり、あるいはその逆だったり、評価に影響するかもしれませんが、予想より遥かにいい映画でした。もう一押しで、もっともっと面白い映画になったのではないかと思います。
登場人物の存在感・キャラクター付け
あまりにも健康そうに見えすぎる宮崎美子
山々の緑、土手のサクラなどの色 etc.
※全国桜百選のひとつでもある木次土手の桜ですが実際はもっと美しいんですよ。
たとえば、こんな感じです。→ここ
「ふるさとの良さを知らないままに、みんな高校を卒業すると出ていってしまう」という先生の話が、この映画の主題ではないでしょうか。
出ていったから、ふるさとの良さがわかるというのもありますが、ふるさとを出ていった全ての人が、何年かして実感することではないでしょうか。
景勝地があるから、歴史的な遺産があるとか、そういうことだけに留まらないふるさとの大切さを、あらためて感じ取ることができました。