戸倉上山田温泉に向かって千曲川の堤防道路を走ると、山際に天狗の像が見える。桜のシーズンはその一帯がピンク色に染まる。不思議な光景でいつも気になっていたが、ようやく行ってみた。
場所の名称は「戸倉宿キティパーク」。なぜ、キティパークなのかはまったく不明だが、斜面に作られた公園一帯が桜の木に包まれ、そこだけ別世界に来たようにきれいだった。
▲公園下段からの眺め
▲遊歩道も整備されていて、コデマリ?の白い花もきれい
ところどこにベンチも配置され、地面はきれいに整備された緑地帯、花見にはもってこいだ。一体をくねくねと貫く道路でアクセスもいい。戸倉の街並みも一望できる。アクセントになっているのが、例の天狗。日本一の高さを誇るとか。
▲道路を覆うように咲き誇る桜
▲天狗の高さは8mほど
中段にはウサギやヤギの小屋があって、時間帯によっては動物との触れ合いもできる。子供が遊ぶのにはもってこいの遊具もところどころに配置されている。桜の時期以外にも安らげる公園になっている。
公園の中央を貫く道路は、どんどん登っていくと、戸倉の街並みを一望する展望台、そして宮坂峠を越えてあんずの里へと抜ける。よく整備された道だが、ガードレールがない部分が多い。切り立った部分も多く、その分眺めがいい。
▲峠近くの展望台