ささらの湯

 近場の温泉で北に向かうことが多かったので、久々に南へ。1度しか入ったことのない室賀温泉ささらの湯へ向かった。
 家を出ると、北東方向は青空ものぞき、向かおうとする西南の方角はどんよりと曇り空。橋を渡るまで迷ったが、天気予報は午前中なら晴れマークだったので、予定通りささらの湯方面へ走った。晴れ間が見えれば、県道12「アルプス展望道路」を走ろうと思ったが、晴れずじまい、残念なショートツーリングとなった。
 千曲川沿いの道を戸倉上山田へ、そこから県道77、びんぐし湯さん館のところで県道160、室賀峠を越え、室賀の集落へ。入浴後は県道273で県道12へと抜けた。3桁国道はやはり狭い。くねくねと走り峠を越える。上って下る道だった。
 さて、ささらの湯だが、最初の印象とそう変わらない。趣のある建物がやっぱりいい雰囲気だ。入浴後はたいそうな大広間で持ち込んだ弁当を食べるおっちゃんおばちゃんたちでにぎわっている。毎日通うには500円はちと高いと思うのだが、年間パスなら35,000円、毎日入れば1日100円以下ととってもお安くなるのだ。さらにお得な家族パスも。すばらしい。
 木のぬくもりが素敵なのだが、肝心のお風呂だけはいただけない。檜風呂と書かれている風呂もフチだけ檜なのだ。残念。それに露天からも風景はまったく見られない。田園風景が望めればもっと心やすらぐのに。風呂がおざなりな印象は拭いきれない。たびばいくどっとこむの★を少し下げようと思う。