我が故郷、奥出雲を舞台にした映画「たたら侍」が、大変なことになっている。
島根の応援団「鷹の爪団」が、こんなにわかりやすく紹介してくれて、期待感増し増しだったのにだ。
映画に出演していた橋爪遼が、覚せい剤で逮捕されてために、6月9日で上映が打ち切られてしまうのだ。そのことをカミさんが教えてくれたので、本日最終上映となる長野グランドシネマズに行って来た。あまり上映成績が上がらないから、打ち切りのいい口実ができた、とのネットの書き込みも観られたが、なかなか良くできた映画だった。
出演者も錚々たる役者が揃っている。エグザイルも絡んでいて、海外でも賞をとって、10億円以上かけて製作したのに、たった一人のために1ヶ月弱で打ち切りになってしまうなんて。これがどうしようもない映画なら仕方ないが、先にも書いたがなかなかいい映画なのだ。
オープニングのシーンもなかなか迫力があり、全体を通して映像もいい。テーマも今にマッチしている。考えさせられるものがある。橋爪遼のシーンを削って再編集、再上映を目指すらしいが、もったいないの一言。いいんじゃないのお詫びのテロップを入れるぐらいで、と僕は思ってしまう。
たたら侍公式ホームページ:https://tatara-samurai.jp/