今日は、大学を卒業して最初に就職した会社の同期会に誘われたので、夕方から会場の横浜駅近くの居酒屋へ行く予定だったが、大学の同級生の田中の葬儀に出席するということにもなってしまった。
学生時代はもちろん、卒業してからも同じ関東圏に就職したので、独身時代に色々と付き合いがあった。結婚してからは、仕事、家庭と色々あって疎遠になり年賀状だけのやり取りが続いていたので「癌で危ない」という別の同級生からの連絡にびっくりした。年齢は僕より1つ上だが、共に50代後半に突入、もういつぽっくりといってもおかしくない年齢であることは僕も常々感じているのだが、今の時代あまりにも早い旅立ちであったことには間違いない。
僕と彼との共通点は、子供がいなくて、奥さんと二人暮らしというところ。葬儀場でみた奥さんの姿は痛々しかった。かなり仲良し夫婦だったみたいなので、彼も残す奥さんのことがかなり心残りだったのに違いない。僕もこの歳で他界してしまうとしたら、奥さんのことが心配だ。田中の嫁さんがこれから幸せな人生が送れることを祈るばかりだ。
葬儀では二人の同級生にも再会した。二人とも立派なおじさんになっていた。仕事を半日休んで来たというので、ゆっくり話をする時間はなかったが、それぞれに人生を刻んで来たようだ。今日は、20年ぶりぐらいに最初の会社の仲間に会うわけだが、やっぱ色々変わってるんだろうなあと思う。
さて、その同期会が午後7時から、この葬儀が午前中だったので、間の時間がかなりできた。なので、雑誌の仕事をしていた頃の横浜在住の仕事仲間に連絡して会うことにした。こちらは、20代後半から、40代まで飛び飛びではあるけども一緒に仕事をしていた仲間。東京で最後にやっていた雑誌も一緒にやっていたので数年ぶりの再会である。今は、その雑誌も休刊してしまったので、そっち方面の仕事もやめて主婦をしているらしく、時間には余裕があるようで、昨日連絡したのに、今日付き合ってくれた。横浜ベイクォーターでゆっくりと食事をし、シーバスで山下公園を往復、色々と取り留めのない話をして別れた。
今宵の宿、アパホテル横浜鶴見。カプセルホテルに1畳ほどのスペースがついたキャビンタイプと呼ばれる部屋で、1泊3200円。地下に大浴場もあって、設備も新しく、泊まるだけだったらなんの問題もない快適な宿だった。ただ、隣りの音はバンバン聞こえて来た。
ここで時間を潰して同期会に。久しぶりのためか、はたまた加齢のためか名前は出てこないが、見覚えのあるやつばかり。楽しい時間を過ごすことができた。僕のように辞めたやつ、ずっと勤めているやつ、関連会社の社長になったやつ、役員になったためにすでに定年を迎えたやつと様々だけど、同期で集まれば以前と同じように話をしている。
驚いたのは、同い年で、僕の婚姻届の保証人になってくれたやつが、再婚して15も下の嫁さんをもらっていたことだ。そいつは、髪の毛も真っ黒、全く年齢を感じさせない。若い嫁さんをもらうって「いいね!」って思ってしまった。