バイクでは寒さが気になる季節になってきました。同時に山々の紅葉もきれいになる。そして山々も頂に雪をまとい美しさい山容がくっきりと浮かびだします。
そんな美しいを風景を長野市なら数時間、100km程度のツーリングで堪能できます。
11月初旬の某日、天気予報を裏切り、青空が見られたので、長野市内の自宅から紅葉ツーリングに出掛けました。
目的地は北アルプス展望の村「大岡」、県道12号線を走ることです。
いつも迷うのが、大岡村までのアプローチです。地図を睨み、未踏のルート県道390号線を選んでみました。
より大きな地図で 20121110_大岡戸倉紅葉ルート を表示
県道390号線は桑原宿で国道403号線を山側に折れていきます。信州新町への峠越えルートです。
住宅地を過ぎるとタイトなコーナーを繋いでグングンと上っていきます。途中善光寺平を見下ろす区間もあります。すべてが橋脚ではありませんが、ループになっている区間もあります。
▲大花見池が見えると左折して大岡方向へ。南長野GCを過ぎるとすぐに県道12号線に接続する
大岡はのどかな山村です。棚田が並び、山々もきれいに紅葉していました。
▲遠くに虹が。紅葉と虹、彩り鮮やか
県道12号線に入ると北アルプスの展望が拓けます。北から南に走ると北アルプスを背にしてしまうことが多いので、今度は南から北へ走ろうと思います。なので、バイクを停めて北アルプス雄大な景色を楽しみました。おすすめは、北アルプス展望台です。
▲稜線にはきれいに雲が。残念
▲左奥に写るのが北アルプス。南から北向きに撮影
途中のおすすめスポットとして「芦ノ尻道祖神」があります。すぐ道路わきで、そこからの北アルプスの展望もすばらいしいものがあります。
峠をすぎると県道12号線はやがて紅葉に包まれた道を下ります。標高を下げると道幅も広がり、Rも緩やかな快走ルートへと変わり、麻績宿へ至ります。
麻績宿からは戸倉上山田へ県道55号線へGO!GO!です。
かつては四十八曲峠越えの厳しい道のようでしたが、今では坂井トンネルであっという間、ヘアピンカーブの続く区間で峠を下り、バイクで走る楽しみを満喫できます。
りんご畑が見えるともう戸倉上山田。温泉街にはいくつもの公衆浴場があり、それぞれに湯や建物の趣に違いが見られる温泉ファンにはおすすめの温泉地です。
▲源泉掛け流し、うっすらと緑がかった湯が特徴の公衆浴場「戸倉観世温泉」で入浴
今度は逆回りに走ってみたいと思います。おすすめルートです。