めだか日記2「産卵」

8月25日

 6匹のめだかが我が家にやってきて5日目。めだかの動きが慌ただしくなっている。もしやこれはと思い、注意深く観察していると、卵を抱えている。天然素材(シダ)で作った産卵用の水草にも入り込んでいる。

昼前に撮影したので、すでに卵は産卵用の藻に移っているようだ

8月27日

 卵が親めだかに食べられないよう、産卵藻を小さな容器に避難させた。さらに、水温を高くし、孵化を促進するために、その容器をベランダに移動。容器はひっくり返っても大丈夫なように、蓋付きのものにした。

 親めだかの水槽には、川で拾ってきた石を配置、さらに新しい産卵藻をレイアウトしてそれっぽくしてみた。まだまだ産卵は続きそうだ。

水槽は自然の環境ぽく演出してみた
▲水槽は自然の環境ぽく演出してみた。2つの石の間に隙間を作ったが、警戒しているのか、最初はなかなか通り抜けてくれなかった

8月29日

 ネットで調べてみたら、めだかが孵化する日数は、積算温度というのがあって、それがだいたい250℃。つまり、25℃の水温なら、10日で孵化するそうだ。なので、卵を入れた水槽は、日当たりの良いベランダに持っていくことにした。直射日光に当てるのが良いのかもしれないが、温度が上がりすぎるのが怖かったので、直射日光は避けた。そのせいなのか、産卵に気がついてから5日目で孵化し始めた。ちょっと早すぎる気がするので、もしかすると、その前からすでに卵は産み付けられていたのかもしれない。今日だけで7匹ほどの子めだかを確認できた。

▲見栄えと水質を保つためにと思って「水洗い不要」「ろ過バクテリア入」を謳った黒い「天然砂」を敷いたら、細かなゴミが浮いてきたために、ちょっと見にくいが、水面を泳ぐめだかを確認できた

8月31日

 2つめの産卵用水槽を用意して、産卵藻を移動した。底には、最初の孵化用水槽と同じ底石、ジェックス社製「水洗い不要 天然砂 クリスタルブラック」を使用した。バケツは百均で購入したもの。

▲バケツ製水槽はベランダに設置した

9月1日

 天気の悪い日が続いたので、普段ディスクで使っているLEDの電気スタンドを置いてみた。さらに、水の濁り、汚れも気になってきたので、水槽を飼った時についていたろ過装置を設置してみた。

 めだかは、流れに逆らって泳ぐ性質があるので、強い水流を与えると弱ってしまう。なので、水流を起こすなら極弱く。というのがネットで得た情報の大体の傾向だった。

 ろ過装置を動かすと、大き目のゴミ的なものが吸い込まれている様子も見られた。この日は、昼間の間フィルターを動かし続けたが、上記の理由で作動させるなら、1、2時間にすることにした。今日1日の使用では、弱った様子は見られなかった。

▲照明を当てると、バエル気がする

 子めだかも孵化して3日が過ぎたので、餌を与えてみた。餌はキョーリンフード社製「教材ちびっこメダカのエサ」を使用した。小さな子めだかは、生魚用の餌では大きすぎて口に入らないので、パウダー状になったもの。普通の餌を砕いてもいいらしいが、どれくらい細かくすればいいのかもわからないし、砕くすべもなかったので、既製品を購入した。

▲まだ、お腹が空いていないのか、すぐに食いつく様子は見られなかった