鹿教湯温泉

 沖縄地方に、すごくデッカい台風が襲来しているが、信州は朝から晴れている。天気予報では15時頃、天気が崩れるらしい。暴風雨にさらされている皆さんには申し訳ないが、ちょこっと出掛けることにした。
 近場でまだ行ったことのない温泉を探すと、上田の真田温泉があった。距離的にも手頃なので、県道35号を抜けて真田の町へ向かった。
 県道35号は上田と長野を結ぶ、僕の中ではこの区間でもっとも楽しい道。長野側はヘアピンカーブが連続する区間もあって、高低差のある道だが、上田側は、適度なコーナーが連続し、ゆるやかに下る快走路。途中に人気の温泉「十福の湯」があるのと、渋滞知らずの道なので長野と上田の裏ルートとして適度に交通量はある。
 真田温泉に到着すると、なななんと、今日は定休日。正式名称が「真田温泉健康ランドふれあいさなだ館」で、健康ランドと付くので、これまで近くを通っても敬遠していた温泉だが、温泉の方からも嫌われてしまった。
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▲鹿教湯温泉文殊の湯

 せっかくここまで来たので、足を伸ばして「有乳湯」へと思い、上田市街地方面へ。すると道を間違えて鹿教湯温泉へ来てしまったので、久々に「文殊の湯」につかる。こぎれいだが、露天も内湯もちっちゃめ。お湯も塩素臭を感じるため、私の中ではいまいち。町という地区に共同浴場があるみたいだし、日帰り入浴可能な施設もあるので、今度はそっちにつかることにする。
 鹿教湯からは県道12号で青木村に抜けるつもりだったが、なんとも工事中で通行止め。上田市街方面へもどり、国道143号へでる。今度こそ「有乳湯」につかり、県道12号で麻績へと北上、長野を目指した。途中、なんとなく行ってみようと思っていたうどん屋「坂のうえ」の前を通過するが、営業時間、14時をオーバー、準備中になっていた。
 まあ、下調べをしないで走るのはいつもの事なので、定休日だったり、通行止めだったりしても、ほんとうのところあまり困らない、というか、そういうのが楽しい。今日も十分に楽しめた。
 10時に出発、16時前に帰宅、約160kmのツーリングだった。