▲古城荘の名にふさわしい佇まい
高山村に行く途中、北信濃フルーツライン上にある須坂温泉古城荘に初めて寄ってみた。
宿泊施設の温泉はどうも敷居が高いのと、高山村の温泉群が魅力的なので、これまでなかなか寄る機会がなかった。今日も高山村の温泉に行くつもりだったのだが、雲行きが怪しくなってきたので、古城荘に寄ってみた。
古城荘は須坂の市街からわずかに外れるだけだが、ひっそりとした佇まいを持つ趣のある宿泊施設。須坂という町の静けさをそのまま表しているようなところ。館内には、大浴場と露天と内湯が隣接する2つの湯に分かれている。今回は露天につかってみた。
▲五岳の湯は岩風呂、静かな落ち着く湯
▲大きな窓に緑が映えるきれいな内湯
五岳の湯と名付けられた露天は、立ち上がると垣根越しに飯綱山を望むことができる。無色透明の湯は肌触りも柔らか、加温されているのでぬるからず熱からず、ゆっくりとつかることができる。朝6時から夜9時まで日帰り入浴を年中無休で受け付けているので、平日昼間だが地元の方とみられる入浴客がちらほらとみられる。この日もとなりの女湯からはおばちゃんたちの世間話の声が聞こえてきた。地元の人々に愛される温泉のようだ。
私の満足度:★★
お湯:★★
景色:★★
情緒:★★