回向柱の今

 スタンプラリーの続きで、善光寺へ出かけた。善光寺の蕎麦屋とお土産屋、そして観光案内所がスタンプポイントになっていた。スタンプポイントとは別に、ぜひとも善光寺で見ておきたいものもあった。

 ご存知の通り善光寺は、今年6年に一度の御開帳の年で、本堂の目の前には、回向柱と呼ばれる木の柱がドーンとおっ建てられ、前立本尊と紐で結ばれていた。

 約2ヶ月の御開帳が終わると、この柱はどうなるのか。実は境内の一角に保存されているのだ。そのことを知ってぜひ見たいと思っていたのだが、いつでも行けると思うと、なかなか出かけられないでいた。

 今日はまたとない機会なので、普段は通らない本堂の西側に回り込み、歴代の回向柱を見学した。合わせて、普段は通らない大勧進を通り抜けてみた。するときれいな蓮の花が咲いていた。ちょっと得した気分になった善光寺参拝となった。
▲10本の回向柱が並んでいた。6年毎に御開帳があるので、古いものは約60年前のものということになる

▲10本の回向柱が並んでいた。6年毎に御開帳があるので、古いものは約60年前のものということになる

▲新しい回向柱が来る度に、古いものは短く切られているようだ。土に帰っていくということらしい

▲新しい回向柱が来る度に、古いものは短く切られているようだ。土に帰っていくということらしい

▲大勧進前の池に咲く蓮の花。後ろに見えるのは山門

▲大勧進前の池に咲く蓮の花。後ろに見えるのは山門

▲2000年前の種から育てられたという大賀蓮

▲2000年前の種から育てられたという大賀蓮

▲スタンプポイントになっていた蕎麦屋で昼食にした。ざるそばを頼んだが、味は………。善光寺真ん前の蕎麦屋がこれでいいのか

▲スタンプポイントになっていた蕎麦屋で昼食にした。ざるそばを頼んだが、味は………。善光寺真ん前の蕎麦屋がこれでいいのか