ショートストーリーズ「超・殺人事件」

超をキーワードにした8つの短編集。1997年から2000年にかけて小説新潮に発表されたものです。

一番最初に発表された「超理系殺人事件」は、ちとまどろっこしい感じもするが、ほかは、ショート作品ならではのキレの良さがある。
最新作の「超読書機械殺人事件」は、さもありなんって感じの話。推理仕立てのものから、ゲラゲラと笑えるものまで、それぞれの作品にも幅が楽しめる。

私のおすすめは、「超読書機械殺人事件」です。なお、この文章は機械は使っていませんよ。

私の満足度:★★★☆☆