おびなたの湯

 天気予報は雨のはずなのに、朝からいい天気。なので、ちょっと遠くの温泉へ、と思い白馬を目指した。

 目的地は倉下の湯。初めて行ってから、6年も経っている。白馬では珍しい濁り湯で、露天風呂からの山の景色もいいのだけれど、なんと休業中。今年4月から、設備改修のためという理由で休業が続いている。工事をしている様子は見られなかったので、まさかこのまま休業が続くということにならないだろうか。ちょっと心配だ。
▲山々を見ながらまったりできる温泉だったのだけれど

▲山々を見ながらまったりできる温泉だったのだけれど

 倉下の湯が休館なので、おびなたの湯を目指した。こちらも6年ぶりだ。外から見た様子は以前とまったく変わらなかったが、建物のなかに入ってびっくり。立派な脱衣所ができていた。こちらは、今年初めて改修を終えたらしい。露天風呂だけだが、そちらの様子は変わらなかった。無色透明の湯は、アルカリ性のお湯らしい、ぬるっとした肌触りで、鮮度の良さも感じられた。
▲見た感じそのままだったけど、奥の建物は建て直されていた

▲見た感じそのままだったけど、奥の建物は建て直されていた

▲畳敷きの立派な更衣室ができていた

▲畳敷きの立派な更衣室ができていた

 1時間近く湯につかった後は、白馬大雪渓の案内板があったので、さらに奥へと行ってみた。突き当たりには山小屋の猿倉荘があり、白馬岳の登山口になっているようだ。県外ナンバーが何台も停まっていた。行き止まりの道なのに、途中何箇所か工事箇所があり、大型トラックも走っていた。たぶん河川の改修工事とかだと思うのだが。行き止まりを確認して帰路についた。

 今回の白馬へのアプローチは、往復国道19号と県道31号を使った。行きは白馬長野有料道路(二輪150円)を使用、復路は中条の町並みを抜けた。酷道406号に比べれば、交通量はあるものの流れは速く、このルートなら長野市街から白馬も近い。