乾燥しすぎも問題「ダンボールコンポスト」

ダンボールコンポストを使い始めて一週間がたちました。
ほぼ毎日、生ゴミを投入しています。その量は、ジャガイモ2,3個分の皮、玉子の殻2,3個分程度です。内容は変わりますが、分量はこんなもの。野菜が中心です。
compost01
ピートモスとくん炭から始めると、菌の活動が活発になるまでに、1〜2週間かかるようですが、私が使用しているダンボールコンポストは、すでに菌が混入しているものらしいので、すぐに土の温度が上がりました。表面にうっすらと白いカビのようなものが出来、掘り起こすと中の土はかなり暖か、砂蒸し風呂状態でした。
が、しかし、3日、4日目で、温度は外気とあまり変わらなくなってしまいました。これはまずいと思って、さらに一生懸命かき混ぜてみましたが、土ぼこりが舞い上がるだけで、いっこうに温度上昇の兆しが見られません。
うーん、もしかして水不足? まったくの素人考えですが、あんまり土ぼこりがひどいので、ジョーロで水を軽くかけてやりました。
これが、大正解! 翌日、再び表面に白いカビのようなものが出来て、土の温度があきらかに上昇しました。
白いカビのようなものは、好気性菌(酸素呼吸をしながら有機物を分解する菌)で、菌ががんばって分解している証拠のようです。
生ゴミは水分が多いので、できるだけ水を切ってから入れるというのが、いろいろなところで書かれていますが、乾燥のしすぎも生ゴミを分解してくれる菌の活動を衰えさせるようです。
温度が上がらない時の対処方法ですが、いろいろなところに書かれているものをピックアップしてみました。
【温度が上がらない時の対処方法】
1)1日1回よくかき混ぜる。(酸素を充分に供給するため)
  数日休んでもぬかみそのように腐ることはなさそうですが、
  小バエやダニが発生する恐れがあります。
2)炭水化物、甘いもの、油もの(下記のようなもの)を入れる。
   米ぬか、きな粉(100gぐらい)、
   使用済み天ぷら油(こっぷ1杯程度)
   天かす、砂糖、肉、魚、ご飯
   (野菜中心だと、温度は上がりにくいようです)
3)内部がしっとりと湿り気を持つ状態にする。
  乾燥している→水を入れる。
  湿りすぎている→ピートモス、くん炭を追加する。
次に温度があがらなくなったら、きな粉とか、砂糖とか試してみようと思います。
現在使用中のダンボールコンポスト
グリーンサプライ
1980円