平成29年度介護支援専門員実務研修を3月2日無事修了した。全14日間、居宅介護支援事業所での18時間(3日間)の研修を含めれば、17日間の研修だった。長野県では、400名ほどの研修者を3会場に分けて実施されたが、私は長野市での研修を受講した。内容は下記の通り。だいたい3日間ずつ、計5回にわたった実習だったが、介護士としても非常に学ぶべきものが多いものだった。
研修の後半は、研修は中盤からケアプランづくりの実習になった。その中心をしめたのが、利用者の視線に立つということと、そして、利用者を要介護者としてではなく一人の生活者として捉える視点に常ね立つ、ということだった。
また、この研修でとても良かったのは、グループワークを共にした、新しい仲間ができたこと。これからも定期的に連絡がとれればいいなぁと感じている。実際にケアマネになるのは、求人の状況を見ると簡単なものではなさそうだが、この研修を受けることで得られるものは大きいと思う。ぜひ、多くの人に受講して欲しいと思う。
長野県社会福祉総合センター | |
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1日目 12月26日 | 介護保険制度の理念・現状及びケアマネジメント 長野大学特任教授 萱津公子 |
相談援助の専門職としての基本姿勢及び相談援助技術の基礎 いずみの居宅介護支援事業所 森貴男 介護支援センターよとり 中野純 | |
2日目 12月27日 | ケアマネジメントに係る法令等の理解 長野県健康福祉部介護支援課 |
人格の尊重及び権利擁護並びに介護支援専門員の倫理 介護老人福祉施設岡田の里 横山昌由 | |
地域包括ケアシステム及び社会資源 御代田町保健福祉課 | |
長野氏生涯学習センター | |
3日目 1月11日 | 介護支援専門員に求められるマネジメント(チームマネジメント) |
利用者、多くの種類専門職等への説明及び合意 北信総合病院居宅介護支援事業所 小林広美 | |
ケアマネジメントに必要な医療との連携及び多職種協働の意義 安茂里堀越内科クリニック 堀越正二郎 | |
4日目 1月12日 | 自立支援のためのケアメネジメントの基本 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
5日目 1月13日 | ケアマネジメントのプロセス 受付及び相談並び契約 アセスメント及びニーズの把握 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
6日目 1月17日 | アセスメント及びニーズの把握 居宅サービス計画等の作成(1) 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
7日目 1月18日 | 居宅サービス計画等の作成(2) サービス担当者会議の意義及び進め方 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
8日目 1月19日 | モニタリング及び評価 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
実習オリエンテーション | |
職場実習 | |
1日目 2月14日 | 居宅介護支援事業所陽だまり栗田 |
2日目 2月15日 | 居宅介護支援事業所陽だまり栗田 |
3日目 2月16日 | 居宅介護支援事業所陽だまり栗田 |
長野市生涯学習センター | |
9日目 2月21日 | 実習振り返り ケアマネジメントの展開(基礎理解) 三才山居宅介護支援事業所 大谷直史 |
10日目 2月22日 | 看取りに関する事例 アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合演習(1) 長野市民病院 横川史穂子 相澤居宅介護支援事業所 斎藤京子 |
11日目 2月23日 | 内臓の機能不全(糖尿病、高血圧、脂質異常症、心疾患、呼吸器疾患、腎臓病、肝臓病等)に関する事例 アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合演習(2) 北信総合病院訪問看護ステーション 花岡雅子 北信総合病院居宅介護支援事業所 小林広美 |
12日目 2月28日 | 脳血管疾患に関する事例 アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合演習(3) 鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院 太田貴文 相澤病院介護支援事業所 斎藤京子 |
13日目 3月1日 | 筋骨格系疾患及び廃用性症候群に関する事例 アセスメント及び居宅サービス計画作成の総合演習(4) 鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院訪問リハビリ塩田サテライト 追杉幸子 相澤病院介護支援事業所 斎藤京子 |
14日目 3月2日 | 認知症に関する事例 アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合演習(5) 長野市民病院 松倉佳子 居宅介護支援事業所コスモス 高島隼人 |
修了式 |