去年はパルセイロだけが取り残された感が強かったが、今年の信州サッカーは厳しい1年になっている。松本山雅が降格圏をなかなか抜け出せない、フットサルでもボアルース長野がトップカテゴリー初挑戦で、なかなか１勝をあげられない。そしてパルセイロは、J３リーグ開幕から初の最下位を経験している。

　そんな中で、パルセイロは前々節で３シーズンぶりの３連勝と復調の兆しを見せた。前節でありえない逆転負けをしたけれど、もしかしたら、きっときっとという期待感はある。そこで、ゲームスタートには絶対に間に合わないけれども、後半だけでも見たいと思い、仕事が終わってから、ホームゲームの福島ユナイテッド戦を観戦した。

　到着したのは、前半30分すぎ。１−０でリードしている場面だった。前半は、押せ押せなのだが、追加点がなかなか取れない。今シーズンを象徴するようなまずい展開だなあと思っていたら、逆転負け。今シーズンが、はっきりと終わってしまった感がある。

　こうなったら来年に向けて期待するしかない。監督人事から含めて、次戦からは来年に向けて始動してほしい。まだ諦めていないなんて綺麗事は必要ない。長期低落傾向をV字回復すべく、すべてのベクトルを来年に向けて欲しい。

　頑張れ、パルセイロ！