長野電鉄が「楓の湯クーポン」というお得なチケットを発売しています。
長野駅から湯田中駅までの往復乗車券(特急料金含む:通常2460円)+楓の湯入浴料金(通常300円)が1500円ポッキリ! バイクで動けない(動きたくない)シーズンに願ってもないチケットなので、本日(3月14日)に出かけてみました。
特急を利用すると、片道1時間弱、善光寺平を眺めながらあっという間の乗車時間です。
車窓を眺めていると、りんごやぶどうの果樹園がけっこう見られます。私のイメージの中ではそんなに強くなかったのですが、長野はフルーツ王国なんだなぁって感じました。
▲湯田中駅。特急ゆけむり号と旧駅舎
湯田中駅に到着。現駅舎の線路をはさんだ反対側に旧駅舎があり、その奥に「楓の湯」があります。
▲旧駅舎(手前)の奥に楓の湯が建つ
楓の湯は2003年にできた比較的新しい温泉。シャンプーや石けん、ドライヤーも無料で使用でき、清潔感あふれる日帰り入浴施設です。こじんまりとした露天もあり10人程度は入れます。ただ、周囲は壁に囲まれ空しか見えません。
休憩室があり、そこから、ホームに停まる電車を眺めることができます。
入浴料:300円
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)
私の満足度:★★★
お湯:★★★
景色:★★
情緒:★★
風呂上がりは、湯田中温泉街を抜け、渋温泉街までを散策しました。
▲湯田中温泉街
温泉街は、水曜日ということもあり、ひっそりとしていました。時折欧米人の観光客とすれ違いました。すれ違う際に「こんにちは」と声をかけると、相手も「こんにちは」と日本語で返してくれました。
湯田中でも渋でも共同浴場がそこかしこに見られますが、すべてにカギがかかっており、一般観光客には開放されていません。昔はオープンだったらしいのですが、あまりにも利用者のマナーが悪く、今の形になったようです。とっても残念です。
湯田中温泉の大湯は、宿泊者には解放されており、以前訪れた際に、入浴することができました。中は清掃が行き届いていました。ただ非常に熱かった記憶があります。
渋温泉は宿泊すると共同浴場の湯巡りが楽しめます。唯一大湯が日帰り客に解放されていました。
▲大湯は温泉街から一段低くなったところにこじんまりと佇んでいる
観光案内所で500円を支払い、大湯に隣接する旅館でカギを開けてもらいました。ここも、たぶん42〜3度はある熱い湯で長湯はできません。しかし、貸切状態、ほんのわずかにごりのある湯にゆったりと浸かりました。
▲この他に、サウナ風蒸し風呂もある
入浴料:500円
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(弱酸性低張性高温泉)
私の満足度:★★★★
お湯:★★★★
景色:★★
情緒:★★★★