2015年最終戦

 長野パルセイロの今期最終戦を観戦した。

 前半は一進一退の攻防に思えたが、後半出だしでやや押され、いやーな雰囲気との時、カウンターから先制点をもぎ取った。これでホーム最終戦を飾られると思ったが、自動昇格がかかる町田の勢いは決して止まらず、同点に追いつかれてしまう。それでもシリーズ終盤のパルセイロは一味違う。ゴールに迫る勢いは衰えなかった。逆に危険なシーンも何度かあったが、楽しめる試合だった。結果はそのままドロー。
▲アウェイ側ゴール裏が青一色。ここがこんなに埋まったのは初めて。町田にも熱烈なファンが大勢いる

▲アウェイ側ゴール裏が青一色。ここがこんなに埋まったのは初めて。町田にも熱烈なファンが大勢いる

 同時進行している山口は、この時点で1点ビハインドだったようで、終了直後、町田の応援席がものすごい盛り上がりを見せた。が、山口は後半のアディッショナルタイム6分に劇的な同点ゴールで、なんとか首位を守り切った。シリーズ中盤、独走とも思われた貯金と、昇格への執念が優勝を勝ち取ったのだろう。

 故郷島根の隣県山口の昇格はプチお祝いしたいが、その対戦相手もJ2を経験している鳥取で、肝心要の島根にはJFLにすらチーム名がない。残念だ。山口は仕様がないにしても、鳥取や佐賀にもJリーグチームがあるのに、と思ってしまう。

 本題のパルセイロ織田が、今年は入れ替え戦にも残れなかった。でも、新しいスタジアムが完成して、去年よりもエキサイティングなゲームが多く、今年は去年以上に楽しませてもらった。レディースの試合も面白かったし、一ファンとしては楽しい1年だったので、結構満足できた。来年はトップチームのさらなる活躍を期待したい。レディースチームはトップリーグに昇格するし、来年が待ち遠しいぞ。頑張れパルセイロ。
▲ホーム最終戦なので、試合後セレモニーが。選手はグランドを一周

▲ホーム最終戦なので、試合後セレモニーが。選手はグランドを一周