どうしたパルセイロ

 今年初のトップチーム生観戦。いつものようにホームゴール裏2階席に座った。全体を見渡せて、布陣も見やすいのでお気に入りのポジションだ。

 対戦相手はFC東京U-23だ。下位に低迷しているチームだが、なんとなく嫌な予感はしていた。

 試合は前半はほとんど見所なし。中盤から前にボールが出ることが少なく、後ろでのパス回しに終始しているという感じ。サイドからの突破もほとんど見られない。そんななか、右サイドを突破されて失点してしまった。

 後半になり攻めの姿勢も見られた。#9塩沢選手投入以降は、アグレッシブな攻めがみられた。中盤からもバンバン前に出るようになったし、サイドから崩す攻撃も見られるようになった。残念かな、ゴールを割ることができなかった。終始、後半のようなゲーム運びができていれば、残念な敗戦と思えるのだが、前半が精彩を欠いていたために今後に大きな不安が残る。

 これで優勝を目指せるのだろうか。試合後の選手コメントで、#7佐藤選手が、
 ??ゴールが遠かったが、何が足りなかったか? の問いに、
 (長い沈黙の後)分からないです。選手は必死にやっているので……分からないです。
と、答えている。分からないのか。これは困った。試合中、パスの出しどころに困ってたじゃないか。ボールを失う場面も多かったじゃないか。レギュラーとして出続け、頑張っている佐藤だが、少し休息が必要なのかと思ってしまう。また、このポジションより、本来のフォワードの方がいいんじゃないかとも思ってしまう。

 1週間休んだ後は、好調の沖縄戦。引き続き上位との対戦が続くので、ここが正念場。シーズンが早々と終わってしまうのかどうか、三浦監督の手腕に期待したい。

 頑張れパルセイロ!
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▲試合終了直後、ものすごく嬉しそうに両手を拳を振り上げていたFC東京のゴールキーパー波多野選手が印象的だった。頑張ったんだろうな。トップチームで活躍できるよになるといいね