電気自動車を開発支援するベンチャー「シムドライブ」社誕生

インホイールモーター型の電気自動車を開発支援する会社「シムドライブ社」が8月24日に誕生しました。
慶應義塾大学の清水浩教授が社長を務める会社で、大学の研究成果に企業が投資をする産学連携企業の誕生です。
http://www.glv.co.jp/company/press/2009/0824/index.html
インホイールモーター型というのは、その名の通り、モーター、つまりエンジンがタイヤの内側にある電気自動車です。清水教授は、これまでに8台の試作車を完成させ、8輪車によって、最高速度370km/hを達成しているというから驚きです。今後、実用性の高い電気自動車の登場に拍車をかけるのではないでしょうか。
インホイールモーター型といえば、2005年に三菱がランサーエボリューションに搭載した実験車を製作してラリーに出場しています。
>>詳しくは三菱のプレスリリース参照
しかし、予約が始まった話題のi-MiEVでは、その方式を採用していないようです。同じ電気自動車でもいろいろな技術が誕生しそうですね。
今、売れに売れているハイブリッドカーもまだガソリンに頼っています。今後は、電気100%の自動車に加え、新たなるエネルギー源を持つクルマの登場が必要不可欠、いよいよ未来のクルマ誕生の予感です。