義父の墓参を行い、辰野の警察署によって用事を済ませた後に、諏訪大社上社を参拝した。下社は何度か参拝していたが、きちんと参拝したのはこれが初めてだと思う。
諏訪大社は諏訪湖の北側に下社(春宮と秋宮)、南側に上社(前宮と本宮)の4つの社殿がある。4つある意味(理由)は諏訪大社のホームページを見てもよくわからなかった。
諏訪大社ホームページ:http://suwataisha.or.jp
上社本宮は、ちょっと変わった構成だ。北参道、東参道のいずれから入っても、正面向きに拝殿がない。だから、回り込むように拝殿に向かう。後から調べていて、いずれの門から入っても東側に周り、布橋を通り参拝するのが正式な順路だと書かれているところもあったが、定かではない。
ところで、諏訪大社に本殿はない。それが諏訪大社の特徴なのだそうだ。下の案内図を見てもらえばわかるが、参拝するのは、幣殿と拝殿が一体になった建物。幣殿は供え物を備えるところで、拝殿はその名の通り拝礼する建物。そして本殿が御神体が安置されている社殿だ。御神体はその後ろに広がる山ということだ。それゆえ古代の神社には神殿がなかったそうだ。それだけ古い形式が受け継がれているというこだ。
絵馬堂の前には下記のような説明があった。
全国の崇敬者から寄進された絵馬や額を納めており別名「絵馬堂」とも呼ばれる
その昔人々は願事をする際に神が乗る為の馬を奉納し祈りを捧げていた
やがて時代と共に形式が変わり現在のように馬の絵を描いた木札を奉納するようになった
こんなページを見つけた。諏訪大社について詳しく調べて書かれています。
http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/
本宮を参拝した後に、前宮を参拝した。こちらは、本宮に比べるとかなり寂しい。参道も崩れた感じになっている。本宮に比べると建物も少ないし、参道も荒れている。新しく作られて石の鳥居だけが威風堂々としている。
前宮を後にすると、そのまま国道152号を北上、大門峠越えで帰路についた。途中、道路脇の小さな案内看板がいつも気になっていた河童の湯に立ち寄った。