めだか日記4「孵化」

9月7日

 孵化用初号機水槽には餌を与えているが、食いつきはよくない。与える量が多すぎるのだろうか。

▲朝。点々と広がっているのが今あげた餌。右上部分に膜のようになっているのが、昨日の餌
▲夜。膜のようになって、まだ朝の餌が残っている。散らばっていた餌が固まっただけで、量はそう減っていないように感じられる

9月9日

 連日、気温は25℃前後と、急激に秋の気配が強まってきたが、朝のうち霧雨に包まれたものの、ようやく今日は強い日差しが帰ってきた。孵化用水槽をベランダに出し、水温をあげる。

順調に孵化、成長している

 そのためか、めだかにも変化が見られた。初号機は、膜のようになった食べ残しの餌を片付けて、新たにパラパラと給餌をすると、子めだかたちが元気よく餌を食べている。2号機にも初めて餌を与えたが、ちょこちょことついばむ様子が見られた。そして、3号機。昨日3匹ほどが確認された子めだかは、10匹ほどに増えている。

 そしてなんとなんと、驚くことに、数時間ほど、産卵藻を入れていたベランダのバケツの中に1匹の子めだかが泳いでいた。バケツの底に卵が落ちていたのだろうか。これで、40匹ほどのめだかが孵化したことになる。

卵のついた産卵藻を一時避難したバケツ。赤丸の中にいるのが孵化したばかりのめだか