9月11日
毎日のように産卵する親めだか。元気に泳いでいるなあと、水槽を眺めながら朝食をとっていると、なぜか6匹いるはずのめだかが、5匹しか見えない。石の影とかにいるんだろうなあと最初は思っていたけど、いつまで経っても5匹のまま。あれって思い、水槽を覗き込んでみるが、もう1匹がどこにもいない。
プチパニックで隅の隅まで見てみると、赤いめだかが、なんと濾過装置と水槽のわずかの隙間に入り込んで動かなくなっている。あわてて濾過装置を外してみたが、めだかは水槽の底に沈んでしまいピクリとも動かない。数分様子をみるが、仲間がツンツンとつついているがやっぱり動かない。ショック! 朝は元気に動いていたのに。1、2年の寿命だというめだかはやがて死んじゃうんだろうなあとは思っていたけど、こんなに早くお別れがくるとは。

死んだめだかをいつまでも水槽に入れておくのも良く無いのではと思い、ベランダの使わなくなっているプランターの土の中に埋葬した。しかし、めだかは水温が低下したときなど仮死状態になることもあるらしく、しばらくそのままにしていると復活することもあるらしい。後から考えたらもう少し様子を見ていてもよかったかなあとは思った。水槽の濾過装置はすぐさま取り除き、何も無い状態にもどした。すまなかっためだかさん。この経験は次に生かしたいと思う。
それと同時に産卵床をベランダに設置した孵化用水槽にうつした。4号機だ。4号機は百均製バケツで、そこに活性炭の砂を敷き詰めた。常時屋外に置く予定にしている。めだかは日光に当たることで、免疫力をアップする「ビタミンA」と骨の形成に役立つ「ビタミンD」の吸収力が高まり、生存率がアップするそうだ。

9月12日
昨日のうちに、濾過装置を変更。めだかが間に入り込まないようにするのはもちろんやさしい水流のブクブクタイムに変更した。購入したのはジェックス社製「ロカボーイS」、エアポンプが必要なので同社の「e-AIR 1000SB」も合わせて購入した。ホームセンターのペットコーナーで2つ合わせても1000円ほど、リーズナブル。最初からめだか の飼育なら、このフィルターが同梱されているものを購入すればよかった。ついでに水温計もセットした。

9月15日
めだかが次々に死んでいく。最初は、なかば事故だった。しかし、その後立て続けに2匹が息を引き取った。水槽の下に沈んでしまい、半日様子を見たが、息を吹き返すことはなかった。2匹ものときは、ブクブクフィルターを止めていたので、フル稼働させることにした。それでも3匹目が死んでしまったので、水換えを行い、日中日差しに当てた。

最初にメス2匹、オス4匹でスタート。2匹のメスは毎日のように卵を産んだ。最初にに死んだのがメス。メスが1匹になると、次はそのメスが死んでしまった。周囲のオスたちのプレッシャーが強かったのだろうか。残されたオスたちはすっかり元気を失った。すると、一番元気だったオスが次に死んでしまった。メスがいなくなったせいなのか、水質が悪化しせいなのか、たぶん後者だと思うが、水換えを行った後は、オス3匹、のんびりと泳いでいる。しかし、餌は食べなくなったし、水槽の底の方を泳ぐ時間が圧倒的に長くなっている。もしかしたら、もう寿命が近いのかもしれない。
水槽に入れていた、産卵藻(ヒカゲノカズラ)は、産卵用水槽4号機のバケツに移動した。油っぽい油膜が生じたので、表面の水は取り除いた。ちなみにこのバケツは屋外に置いたままにしている。

9月16日
今度は子めだかが。初号機の水槽の子めだかが数匹。弱り始めている。水底に沈むもの、水面の水槽の壁に張り付いて動かなくなるもの。このままでは危ないと思い。子めだかの水槽ではあまりやらない方がいいといろんなところで書かれている、水換えを行うことにし、1/2のほど、天日干しをしてカルキを抜いておいた水に入れ替えた。死んでいる子めだかを取り除くと、生き残っているのは5匹に。このまま無事成長してくれればいいのだけれど。


9月19日

水換えを行った初号機の水槽の子めだかが、またもやアップアップし始めた。台風一過、天気は回復したので、外に出してみたが、状況は好転せず、1匹は行方不明、もう1匹は動きがおかしい。それでも残りの3匹はなんとか泳いでいる。残る手段として親めだかの水槽に入れることを思い立ち、稚魚の隔離用のスドー社製「フローティングネット M」を購入、親水槽との水合わせを行い、水槽へ移動。3匹がなんとか泳ぎ出した。

