めだか日記6「水の状態」

9月22日

初号機のめだかを親の水槽に移す

 親めだかの水槽に避難させた子めだかは、弱り切っていると思っていた4匹目も一時的に回復した。喜んでいたのも束の間1匹の子めだかが網を超えて泳いでいる。慌ててレスキューした。このスドー製のフローティングネットは、水面からの境の高さが低い。特に四隅は脆弱な気がする。弱っためだかは、とにかく壁や隅っこに寄りたがる。ので危険な気がしたので。ジェックス製のものに切り替えた。しかし、結局4匹が3匹になり、現在は2匹が泳いでいるのみとなった。

フローティングネットをジェックスの「育成メッシュ・丸型」に変更した
フロート部分がしっかりとしていて、幅広。浮力は十分。同社の「卵のお守り産卵床」がすっぽり入る
水を変える量がはっきりとわかるように、目盛のマスキングテープを貼った

水槽の水素イオン濃度(pH値)を測定してみる

 親めだかの餌の食いが悪い。底砂に落ちた餌を突いている様子はあるが、それで満腹しているのかどうかは、よくわからない。「餌の食いが水換えのサイン」と説明しているところは多い。水質の指標の一つが水素イオン濃度(pH)。水素イオン濃度は、弱酸性から弱アルカリ性(pH値6.5~7.5)が適しているそうだ。酸性に傾くと最悪めだかが死んでしまう。その理由が、キョーリンのホームページ「ご存知ですか?水槽の水が酸性になるワケ」で簡潔に説明されている。テトラ社製の「テスト試験紙pH」を使用して、測定してみた。

今日のpH値
親水槽2号機3号機4号機
水換え前6.59.59.58.5
水替え後7.08.0

 じぇじぇじぇ、9.5! とびっくりしたが、子めだかは至って元気。上記の理由で、酸性に傾かなければけっこう平気みたいだ。急激なpHの変化の方がショックを与えるらしい。グリーンウオーターは、植物プランクトンが多量に発生した状態で、このプランクトンが呼吸することにより、水質を酸性に傾けている二酸化炭素を消費するので、結果アルカリ性に傾くらしい。この日は、日中の日当たりがよかったので、かなりプランクトンも活発に呼吸したのかもしれない。まあ、子めだかが元気なので問題はない。

 pH値、かなりシビアなものかと思っていたが、酸性に傾かなければ、そうそう問題はないようだ、なんて、とんでもないでたらめだったことが、この後すぐに発覚した。ごめん! 子めだかさんたち。

初号機の失敗の原因がもしかして底砂にあるのではないかと考えて、2号機の底砂は除去。今のところ子めだかは両水槽とも元気に泳ぎ回っている
バケツ水槽もかなり緑色が濃くなってきた。こちらも底砂は除去した
テトラ社製のpH試験紙。24枚の試験紙が入っていて780円。チェックは1分間水につけて、比色表に照らし合わせるだけ