めだか日記7「再びピンチ」

9月26日

 ついに初号機(最初生みつけられた卵の水槽)で孵化した子めだかが1匹になってしまった。昨日まで2匹だったが、元気に大きく育ったと思っていた方が、今朝育成メッシュの底に沈んでいた。まだまだ小さいけど、がんばれ、最後の1匹!

大きい方は底に沈んでいた。もう1匹はネット際を弱々しく泳いでいる

9月27日

元気なめだかが突然アップアップしだした

 再び大ピンチ。一難さってまた一難。初号機のめだかは、今朝ついに最後の1匹も息を引き取った。2号機、3号機、そしてバケツ水槽の4号機とまだたくさんの子めだかが元気だ。

 ところが、天気が良かったので、2号機、3号機水槽をベランダに出しておいたが、午後2時ごろ室内に戻そうとすると、両水槽とも子めだかがアップアップしている。グリーンウオーターだと思って安心していたのだが……。

 大急ぎで調べてみると、グリーンウオーターといっても、良いグリーンウオーターと悪いグリーンウオーターがあるという。いずれにしてもグリーンウオーターが濃くなるということは、富栄養状態でバクテリアの繁殖が活発になっている。悪いグリーンウオーターだと水温の上昇も早くなるという。

 これは水換えしかないと決断。しかし、アルカリ性に傾いた水槽なので、一気にというわけにいかない。初号機のようにやり過ぎや、急な環境変化は全滅を招いてしまう。なので、少しずつ。2号機は、水をお玉ですくい取り、150ccほど交換。3号機は100ccほど、フレッシュな水を加えた。屋外の4号機は、表面のドロドロとした部分をすくい取り、3cmぐらい水を追加した。その後、水質改善の効果もあるという水草「ウィローモス」をひとつまみそれぞれに追加した。それで一晩様子をみた。

2号機の水換え後。まだまだ動きがにぶい

9月28日

新兵器「クリーナースポイト」導入

 朝、なんとか子めだかは復活していた。水槽の壁に体をくっつけて動かなくなっていたもの、不自然な泳ぎ方をするものはいなくなっていた。水草も問題はないようだ。今日は仕事なので、それを確認して出勤。帰りに水槽掃除用に、スポイト(ジェックス社製「おそうじラクラク クリーナースポイト」)を購入して、さらに水換えを行った。今回は2号機のみ、100ccほど交換した。3号機は、失敗したときに同じ状態にならないように、様子を見た。4号機は、冷え込んできたので、夜間のみ屋内に避難させた。

2号機の底からスポイトを使って緑に濃くなった水と苔を吸い上げた
今日のpH値
 2号機3号機4号機
8.09.58.5

9月29日

夜の間に元気を取り戻す

 朝、子めだかは元気に泳いでいる。方向は間違っていない様子。2号機はスポイトを使ってさらに100cc、3号機も100ccほど水換えを行った。pH値も飛躍的に改善している。中止していた餌やりを再開した。2号機水槽は元気に餌を食べている。3、4号機はビミョーだ。

親めだか水槽に水草プラス

 親めだかの水槽に「カボンバ」を追加した。昨日、見た目だけで選んだのだが、ちゃんと調べてみると、こいつは底砂に植え込まないと育たないらしい。しかも底砂はソイルがいいらしいのだ。ちゃんと調べずにものごとを勧める悪い癖がでた。

水草自体の浮力があるので、根は斜めに植え込むのがいいらしい。なので、カボンバはみんな傾き加減

日中、再び水質悪化か

 夕方、といっても19時をまわり、すでに外は暗くなっている。仕事から帰り、子めだかの水槽(2号機、3号機)を覗くと、またもやアップアップの子めだかがいる。今朝100ccずつ水を変えたので、もう今日は様子見と思っていたが、苔の堆積した底の方からスポイトで水を吸い上げ、新たな水を加えた。

今日のpH値
親水槽2号機3号機4号機
7:007.07.0
20:008.08.58.5

9月30日

昼間の間にpH値上昇、アルカリに傾いていく

 朝8時、2、3号機は100ccずつ、4号機は300ccの水換えを実施。pH値を測定すると、もっとも緑色の濃い3号機も、朝には7.0の値を示していた。順調に思われたが、16時には、3号機は8.5に上昇している。他も測定したかったが、本日はpH試験紙が切れてしまった。明日には今日Amazonで購入したpHテスターが届くので、明日まで様子見。といっても今日は夜勤で出勤なので、実は様子も見られない。

朝の状態。3号機はまだまだ緑が濃くて何も見えない
今日のpH値
親水槽2号機3号機4号機
8:007.07.07.0
16:008.5